犬について,  犬のいる暮らし

性格の違いはどこから?

犬は、それぞれ性格が大きく違います。ゆうは臆病で人に依存するタイプ。どちらかと言えば内向的な性格です。知らない人や犬に会ったり、自分にとって未知なものに遭遇すると、まずは警戒モードになります。散歩のときに子供たちが走ってくると、私たちの後ろに隠れたりすることも。

先日、苦手なシャンプーをしたときのことですが、体を洗っている間、抵抗することはないのですが、「ひーひー」と小さな声で鳴きながら、必死に耐えているので、なんだか、いじらしく思えてきてしまいました。

先代のとむも、シャンプーは大の苦手だったのですが、とむの反応はゆうとは全く違います。顔が濡れるまで、ほとんど動じることはありませんが、顔にシャワーがかかったとたんに自力で脱出を図るのです。小さいのにすごい力で抵抗するため、毎回、私も一緒にずぶ濡れになってました。

独立心が強いとむの性格は、柴犬らしい気質だと思いますが、人も犬も大好きで誰とでも一緒に遊びたがるところは、犬仲間の人たちからは、「まるで柴犬ではないみたい。」と言われていました。

犬の性格の違いは、遺伝子(DNA)による部分が大きいと言われています。犬種による違いや、血筋による違いなどです。ですが、もう一方で、生まれてからの経験によっても、性格は大きく変わってきます。特に、人懐っこさや従順さ、警戒心の強さや攻撃性といった部分は、生まれてから12週齢前後までの育った環境や経験に大きな影響を受けると言われています。

とむは、栃木にある柴犬のブリーダーさんから生後10週間くらいで我が家にやってきました。人でも犬でも、誰とでもフレンドリーでオープンな性格だったのは、栃木のブリーダーさんの環境が、母親犬や兄弟犬、そして人とも十分に触れ合える環境だったということかもしれません。(散歩の時などに作業着を着た男性がいると近寄りたがっていましたが、これはブリーダーさんがそういった服装だったからに違いないと思っています。)

ゆうは、生後半年くらいで愛護団体さんから我が家に来たのですがが、最初は、散歩で外に出ると、ちょっとしたことでも怖がって強く引っ張るなど、まったく落ち着きがありませんでした。周りが気になり、気が散っておしっこもできないほど。今では散歩は大好きになりましたが、臆病な性格は変わりません。我が家に来る前は、生後2~3か月のときに愛護団体さんが茨城のセンターから引き取ったと聞いていますので、それまでの経験が影響しているのだと思います。

生まれてからの環境がその犬の性格に大きな影響を及ぼすということから、もし子犬を飼うのであれば、ブリーダーさんの環境や、どのような育て方をしているかは、とても重要なことなのです。

とむの写真です。旅行に行くと、いつも楽しそうでした。
人も犬も大好きでした。
ん、何か言った?

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