日常の変化
外出自粛により、3月に続き5月の連休も旅行に行けなくなってしまいました。その上、家から外に出ることも減っています。
そんな中で、ゆうとの散歩は貴重です。外出を禁止している海外の国の多くでも、犬の散歩のための外出は認められているようです。
季節としては、今はちょうど散歩に最適の時期。会社に行かず家で仕事をする日は、通勤に時間をかけずに済むので、朝は皆で散歩に出かけています。そんな時は、ゆうのテンションも揚がっているのがわかります。
休日は、今までに比べると、犬連れでなくても散歩をしている人が増えました。普段、犬を連れている人としか出会わないような場所でも、散歩している人に会います。いつも行っている公園には、子供も大人たちも増えました。
密にならないように、適度な距離(ソーシャルディスタンスという言葉が使われだしましたが、、、)をとるようにという意識から、顔見知りの犬連れの人に会っても、近くに行って良いかと気を遣うようになりました。
どうしても閉塞感を感じずにはいられない中で、公園や道ですれ違う人とあいさつしたり、短い会話をするとちょっぴり気分が良くなります。もともと、犬を連れている人同士は、あいさつすることが多いですよね。まあ、中には、全然、顔を合わせようとしない人もいますが、、、
笑顔であいさつしたり、少し話を交わしたりすると、相手の笑顔によって、元気をもらえる気がしますし、自分も笑顔をつくることで、気分が良くなります。
新聞もテレビも、新型コロナのことばかり。この状況がいつまで続くのかわからない中で、独りで考えてると、ついつい悪いことばかりに気持ちがいってしまいがちになります。そんなときには、小さな一つ一つの嬉しいこと、よかったことに意識を向けたり、今、目の前に見えているもの、やっていることに集中したりするのが良いと思いますが、そのためには、犬や猫などのペットは、うってつけの存在です。それに、弱い立場である動物に優しく接することは、人に対して優しく接することにも繋がるはずです。
今、社会の様々なレベルで、孤立化によって進む利己を追求する流れと、助け合うことで連携していく流れがあるように思いますが、相手を思いやる気持ちを持つことで、自分も活力が得られたり、元気になれたり、救われるのではないかと感じています。