犬について,  犬のいる暮らし

散歩(Dog Walking)

先週から、桜が咲き始めました。この三連休は暖かい日が続きましたので、早くも満開に近くなってきています。一年の中でも散歩が気持ちの良い時期です。

犬といえば散歩がつきもの。ペットとして飼われている犬にとって、散歩は無くてはならないものですが、これは世界中、どこでも共通のようです。外に出るのが怖いとか、体のどこかが悪いといった場合を除けば、ほとんどの犬は散歩が大好きなのではないでしょうか。「散歩」という言葉を聞くと、うれしくて興奮したり、ときには部屋を走り回ったりすることもありますよね。では、犬は一体、何故、そんなに散歩に行きたいのでしょう。私が思うに次のようなことが理由なのではないかと思います。

1.体を動かしたいから
まず一つ目として考えられることは、体を動かしたいから、です。今やペットとして飼われている犬の多くは、室内で飼われています。心身を健康に保つために必要とされる運動量を家の中だけで得ることができないので、外を歩きたいのだと思います。

2.外の様子を知りたいから
2つ目は、外の様子を知りたいから。犬は他の動物と比べて社会性が高いと言われています。ですから、他の犬やその他の動物に興味を示します。散歩に出ると色々な場所の臭いを嗅ぎまわりますが、特に他の犬の臭いがとても気になるみたいですね。犬の嗅覚は人の100万倍も敏感だと言われていますが、臭いによって他の犬の詳しい様子がわかると言われています。もちろん、他の犬と出会えば、臭いをかぎ合ったり、仲の良いコとは遊んだりもします。変わりばえしない家の中では気分も上がりませんが、外に出て、他の犬、人、その他の動物と関わり合うことによって刺激を得ることができます。

3.飼い主さんとの散歩が楽しいから
そして何より、飼い主さんとの散歩がとても楽しいから、それが散歩に行きたい大きな理由でしょう。何か共通の行為を飼い主さんと一緒にするのは、犬にとって、とっても嬉しいことです。それが大好きな散歩であれば、なおさらのこと。散歩は飼い主さんとのコミュニケーションの場でもあるのです。でも、もし、飼い主さんがスマホを見たり、音楽を聴いたりしながら散歩をしていると、犬は自分だけのために散歩をするようになってしまいます。そうなるとせっかくのコミュニケーションの機会が失われてしまいます。

散歩は、飼い主にとって、犬との主従関係を築く場でもあるのです。うまく出来れば、お互いの信頼関係も強まり、散歩することが益々、楽しくなります。

ゆうも散歩は大好きですが、果たして、私たちのことをどう思っているんだろう。

今日はどこに行くのかな。
ねぇ、もっと歩かないの?
よく見ると根に近いところにも咲いています。犬の観賞用?

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