シニアとペット,  保護犬について

シニアと犬 互いの幸せ

梅雨の季節がやってきましたが、ゆうにはあまり関係なさそうです。晴れでも、雨でも、変わることなく散歩に出かけます。

ここ数年、散歩で外に出ると、犬を連れて歩いている人をよく見かけるようになりました。犬を飼っている家庭が増えたように思います。犬と散歩している人の中にはシニアの人も多く見かけます。いつも会う人や、そうでない人もいますが、シニアになって新たに飼い始めたというより、昔から飼っていた人がほとんどのように思います。ですから、連れている犬も、仔犬ではなく、ある程度の年齢になった犬が多いように感じます。

以前、このブログで、シニアにとって犬を飼うことには、メリット(効用)が多いということを書きましたが、シニアにとって犬が大切な存在であることは、このような身近なところからも感じられます。それと同時に、犬にとっても、シニアと暮らすメリットはとても大きいように思います。

シニアの飼い主は、仕事などで忙しい世代と比べても、世話に時間をかけることができますし、飼い主に時間的なゆとりがあることで、犬もゆったり、穏やかにくらせるように思います。これまでに犬の飼養経験があれば、日常だけでなく、何かあったときも心強いのではないでしょうか。

よく会うシニアの人の中に、保健所や飼えなくなった人から引き取り、これまでにもう何匹も、そういった犬を迎い入れているかたがいます。10数年前に夫を亡くし、一人暮らしになってからも、飼い続けているそうです。一人暮らしだと、犬がいることによって防犯の面からも安心できるので、なくてはならない存在なのだそうです。連れている犬も穏やかな顔をしていて、飼い主さんとの散歩を楽しんでいるようで、飼い主さんとその犬が歩く姿は、二人で1人とでも言うのでしょうか、一緒にいることが自然なことのように映ります。

このように保護犬にとっても、こうしたシニアの飼い主と暮らすことは、大いにメリットがあると思います。しかしその一方で、犬を大切に思う気持ちが強い人ほど、自身の年齢を考えたり、万が一のことを心配したりして、犬を飼うことをあきらめてしまうといったこともあるようです。ですが、そのような人ほど犬と暮らすことによって、より多くの幸せを感じることができ、また犬の方も、幸せを感じられるように思います。犬にたくさんの愛情を注ぐことが出来るシニアの人たちは、犬を幸せにするという点では、とても適していると言えるのではないでしょうか。

犬を必要とする高齢者と、飼い主と我家を必要とする犬が、安心してともに幸せに暮らせる、そのような社会であって欲しいと思います。

今朝の散歩、雨がやんでよかった

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